生ごみから嫌な臭いがするのが気になる方、
虫が寄って来て困っている方へ。
こんにちは、9割家にいる主婦のコキンです。
簡単に快適にコスパ良く暮らすためのヒントを探求しています。
多くのご家庭で厄介者となっているであろう、生ごみ。
コキンも随分悪戦苦闘してきましたが、生ごみを冷凍することで様々な問題が解決されました。
今回はそのメリットとデメリット、ポイントをお伝えします。
「生ごみの処理と虫」の関係に大きな気づきを得た経緯
一番嫌なのは、やはり突如現れるゴキブリ(以下G)ですよね。
コキンは寒い地方出身ですが、実家では見かけたことすらありませんでした。
実家の生ごみの処理はその他の可燃ごみと同様に、ゴミ箱にそのままポイポイ入れるだけ。
「ポリ袋に入れて口を縛ってからゴミ箱へ」すら行われていませんでした。
ゴミ箱の蓋もありませんでした。
コキンはそれにすっかり慣れていたので、実家を出てからもそのスタイルを継承していました。
すると、何ということでしょう。
現れたのです、Gが。
それもけっこうな頻度で。
ゴミを溜めていたわけでもないし、古い集合住宅でしたので「隣の部屋にいっぱいい住んでて、そっちから来てるんだろうな。あ~~~嫌だな。」と人のせいにしていました。
自分のごみ処理が原因だということに気づくまで、つまりGとの別れまで数年かかりました…。
思い込みって怖いですよね。
生ごみを冷凍保管するメリット
虫が寄ってこない
一番遠ざけたかった大敵のGがいなくなりました。
ちなみに、一応ブラックキャップも置いています。
今では夏場の夜に突如現れる黒い影におびえず、気楽な暮らしができています。
他にも夏場のコバエなんかも湧きにくくなりますよ。
虫との攻防についてはこちらの記事でも触れています。
生ごみ以外の可燃ごみやゴミ箱が臭くならない
一番臭いを放つのは生ごみかと思いますので、それ以外の可燃ごみからの臭いも激減します。
臭いが激減することでゴミ箱自体にも臭いが付きにくくなり、ゴミ箱のメンテナンス(たまに洗うとか、消毒するとか)も楽になります。
ゴミ出しの回数が減る
ゴミが臭いと、まだ容量に余裕があってもサッサとゴミ出ししたくなりますよね。
臭いが激減するので、適正な量になってからゴミ出しできます。
生ごみ自体が減る
冷凍庫のスペースを使うので、自然と生ごみを減らすことやしっかり分別することに意識が向かいます。
生ごみを減らすことについてはこちらの記事でも触れています。
メニューを考えるときにゴミ出し日を考慮しなくてOK
コキンは特に魚料理はゴミ出し日との兼ね合いが重要でしたが、全く気にせずに魚料理ができる様になりました。
生ごみを冷凍保管するデメリット
白い目で見られることがある
「本来食品を入れるはずのものにゴミを入れる」
このことに嫌悪感を示す人は少なくないようです。
この話をすると、あからさまに嫌そうな顔をされたり「自分なら絶対にしない」と言われたりします。
「汚い」という印象からでしょうが、実際は常温保管の方が雑菌が繁殖するしその分臭くなるのですが。
冷凍庫に入れてしまえば「ただの凍った食品の切れ端」だと思うのですが。
これは価値観の違いでしょう、仕方ありません。
ちなみに嫌な顔はされても、これが原因で縁が切れたとか遠くなったことはありません。
冷凍庫のスペースが取られる
これももう仕方ないです。
各家庭の優先順位での判断になります。
ゴミ出し直前まで冷凍保存しておかないと結局臭くなる
ゴミ出しの時間より早めにまとめておく派の方は、習慣を変える必要があります。
「やっぱりやめておこう」と思うなら生ごみ処理機や肥料にすることを考えてみよう
冷凍庫のスペースを空けて試してみて、「やっぱり止めておこう」と思うなら他にも手段はあります。
上記のデメリットも無いですしね。
生ごみを冷凍保管する際のポイント
なるべく水気を切る
冷凍しない場合と同じですが、解凍されると水が出てきますのでゴミ出し場や回収員の方へ配慮しましょう。
なるべく空気を抜く
これも冷凍しない場合と同じですが、冷凍する場合はスペースの問題でもっと小さくしたくなります。
なるべく食品を余らせない
これも冷凍しない場合と同じですが、冷凍する場合はやはりスペースの問題があるため、自然に生ごみを減らそうという意識になります。
卵の殻や魚の骨は特に要注意
冷凍すると硬くなるものが多いですよね。
袋が破れないように配慮しましょう。
気を付けていても破れることはありますが、そのときは二重にしています。
生ごみを入れる袋は何でもOK
穴が開いていなければ染み出してきたりはしません。
だんだん凍りますので。
特別な袋でなくともその辺にある袋で大丈夫です。
パンが入っていた袋など、一度使った袋をリサイクルできるとエコです。
生ごみ以外の臭うゴミの処理方法
コキンはGとの暮らしに怯えていた経験があるので、生ごみ以外の臭うゴミについても工夫して捨てています。
洗って乾かすのが大変でないものはサッと水洗いして分別します。
納豆付属のタレの袋なんかは生ごみと同じ扱いです。
油っぽいレトルトカレーの袋とか、かさばるものはチャック付き袋に入れたり。
チャック付き袋は空気も抜きやすいし臭いも出ないし、でゴミを入れるのに便利なので、食品が入っていたチャック付き袋は捨てずに取っておきます。
まとめ
生ごみを冷凍保管することには当然デメリットもあります。
しかしコキン家はメリットの方をはるかに大きく感じているため、もう10年ほど続いています。
個人的に特にうれしい効果は、やはり「虫が寄ってこないこと」と「ゴミが臭わないこと」です。
日常生活での毎日の精神的な負担が減ることは、本当に重要です。
また、生ごみ処理機でも同様のメリットが得られるかと思います。
ご家庭に合った方法を見つけるためのご参考になればうれしいです。
食品の保存についてはこちらの記事でも触れています。
コメント